OracleとEBSとSiebelと駄文と。

Oracle製品ファンとして、見たこと聞いたこと調べたことを綴っています。

VerUPしたらどのオブジェクトが変わるか

twitterのわたなべゆたか様@のつぶやきで、VerUPでオブジェクトレベルの差分は〜…というのがあって、あぁそうだよねえ保守する側にとっては何がどう変わるのかって把握してないとめっちゃ不安なのよねえとなつかしい感覚にひたりました。
11i→11iでも11i→12でも12→12(あるの?)でも、11との組み合わせでもそうなんですが、DBオブジェクトだけでも差分を把握するのってけっこう大変です…まずVerUP前を定義するのが。
例えば11i→12の例だと、11iって言っても11.5.1なのか11.5.10.2なのかでだいぶ違うし、このバージョン表記も業務系モジュールは含まれてないので、GLはミニパックのいくつなのとか、かつパッチを適用するとDBオブジェクトが変更になることもある…どのパッチを適用してるの…
とVerUP前環境の定義がめんどくさい。おそらく大半は

  1. VerUP前の環境のDBオブジェクト情報を取得
  2. VerUP後と同じバージョンのVision環境を作成してDBオブジェクト情報を取得
  3. 双方の差分をGET

といった方法がとられるのだと、思います。*1
DBオブジェクトの定義情報だけはこれで情報取得できます。中身(DBデータ)の変更はリリースノートを探すしかなさそう。
DB以外は…物理ファイルは更新日時とかサイズとかで見れなくもなさそうですが、膨大すぎて分析する気なくしそう。やったことないですけど。

*1:この情報+アドオンプログラムへの影響分析をする有料サービスをオラクルさんが昔やってました。今でもやってるんだろうか