OracleとEBSとSiebelと駄文と。

Oracle製品ファンとして、見たこと聞いたこと調べたことを綴っています。

EBSを知らないDBエンジニアがEBSインフラ担当になった時に知っておきたいこと

JPOUG Advent Calendarの13日目折り返し地点です。なお、1μmも役立たないで欲しい内容です。

このエントリは、EBSを知らないDBエンジニアに、EBSインフラ(Tech)担当になったときに知っておいて欲しいこと、つまり
「おい、お前Oracle詳しいんだろ?こんどEBSってのを導入するんだよ。おんなじOracle製品だろ。ちょっと見てくれよ。DBだけでいいからさ。」
なんて言われたら。
ちょ、EBSなんて知らねえよちょっととかいってどうせ主担当って意味だろあーこれ逃げらんないのかなぁ無理なんだろうなぁ。

なんて場面に直面したときのためのエントリです。人員計画の時点で難がありそうで、できればご遠慮したいプロジェクトです。せめて研修受けられるといいのですが。
以上長い前置きでした。

さて本題の、知っておいて欲しいこと。

DBサーバーだけ先にインストールは、できない。

「DBはわかるから、DBサーバーだけたてとくか。APサーバーは後で調べる」
・・・でもせっかくたてたDBサーバーは、EBSとしては使えません。DBサーバーはAPサーバーと一緒にインストール&設定します。
詳しくはインストレーションガイド参照。

スキーマ・オブジェクトは、インストール時に作成される。

EBSに限らず、パッケージ製品ならどれもそうだと思います。基本的にユーザーもテーブルもインストール時に自動作成されます。

DDLDMLは、やっちゃいけないものがある。

これも、パッケージ製品共通かなぁ。何なら良くて何だとダメか、には私はうまく答えられませんが、オブジェクトを追加するのはOKであとはやらない方が良い、、と思います。

バックアップもDBとAP両方同時に考える。

EBSでは良くも悪くもDBとAPが一心同体です。DBサーバーとAPサーバーは同時にバックアップしましょう。ずっと全部とり続ける必要はありませんが、それは次の段階で。


他にもありそうです。識者のコメントをお待ちしています。


このエントリは1μmも役立たないで欲しい。万が一役に立つ時が来てしまったら・・・。
マニュアル読んで、MyOracleSupport見て、がんばれ。超がんばれ。そしてOAUGのSNSで愚痴りあいましょう。


明日のAdvent Calendarは@様です。