OracleとEBSとSiebelと駄文と。

Oracle製品ファンとして、見たこと聞いたこと調べたことを綴っています。

EBS5つのミス1/5:インストール編

※本記事はFive Errors Customers Make When Installing E-Business Suite 12 (Part 1)の紹介です。

前回の、コンカレントマネージャの配置場所の元記事で言及されていた記事です。私がいろいろ誤解してそうだなあ・・・。以下、内容の私なりの解釈です。正確な情報は上記リンクから元記事を読んでくださいませ。

  1. グローバル展開するときは、データベースは中央に、APサーバーは各国用にそれぞれの国に置く。
    ->サーバー間は最速ネットワークで接続できるよう、1箇所に置くのが正解。
  2. パフォーマンスを考慮して、コンカレントマネージャはデータベースと同じサーバーで動作させる
    ->分けて配置してもパフォーマンスはそんな変わらないです。それよりDBはDBの都合でハードウェアを調達できたほうがいいし、APサーバーが増えるとパッチの手間が増えます
  3. デフォルトのキャラクタ・セットのままインストールして、後からほかのキャラクタ・セットが必要だと気づく。
    ->キャラクタ・セットを後から変えることはできるとはいえ、NLSは考慮しておきましょう。
  4. DBとAPのファイルオーナ(OSユーザ)は分ける
    ->分けなくてもOK。Noteやマニュアルの例では、OSユーザはDBがoralcle、APがapplmgrがよく使われますがこれじゃないといけないってわけでもないです。
    注)コメント見ると環境変数違うんだから分けるべきって意見もあるようです
  5. インストールに失敗して、セントラルインベントリからエントリを消すのを忘れる
    ->次のインストールの失敗の原因にもなるから、消すのを忘れずに。