OracleとEBSとSiebelと駄文と。

Oracle製品ファンとして、見たこと聞いたこと調べたことを綴っています。

EBS5つのミス4/5:移行編

※本記事はFive Errors Customers Make When Migrating E-Business Suite 12 (Part 4)の紹介です。

あ、そうなんだ?そんなん考えたことも無かった、が(個人的に)多い移行編。以下、内容の私なりの解釈です。正確な情報は上記リンクから元記事を読んでくださいませ。

  1. 9iからデータをexportして、10gや11gにimportする。
    ->10g以降のdatabaseにはdatapumpを使いましょう。さらに、関連するNoteをちゃんと読みましょう。10gや11gにデータをimportする場合のデータ移行元は10g以降である必要があります。
  2. Linux x86_64は11iのAP層のOSとして認定されている。
    ->認定されてません。11iならDB層のみ、R12ならAP層・DB層どちらでもOK。
  3. 新しいプラットフォームに移行するため、新環境でFresh Installし、データはexport/importで移行する。
    ->Rapidwizじゃなくて移行ツールを使いましょう。Note.438086.1あたり参照。
  4. 11iのAP層にExalogicを使う。
    ->Exalogicは11iのAP層には使えません。R12のAP層ならOK。DB層にExadataを使うのは、11iでもR12でもOK。
  5. テクノロジースタックのインストールやアップグレードを行うのに、全インストールメディアが必要。
    ->必要な部分だけでOKです。