OracleとEBSとSiebelと駄文と。

Oracle製品ファンとして、見たこと聞いたこと調べたことを綴っています。

EBS5つのミス5/5:アップグレード編

※本記事はFive Errors Customers Make When Upgrading E-Business Suite 12 (Part 5) の紹介です。

べからず集のアップグレード編。以下、内容の私なりの解釈です。正確な情報は上記リンクから元記事を読んでくださいませ。

  1. DBUAはEBSのデータベースアップグレードには役立たない。
    ->ちゃんと使えます。マニュアルでのアップグレードを好む技術者もいるけど。DBUAでできないからマニュアルでアップグレードしなきゃいけないことがあったらSRあげてください。
  2. 本番アップグレード前に1回テストすれば十分。
    ->本番前に最低3回はテストして成功させること推奨。
  3. EBSに特化した資料じゃなくて、一般的な資料を使う。
    ->たとえばDBに関しても、通常のDBアップグレード資料を参照するだけじゃなくてEBSのテクノロジースタックの資料を見ましょう。
  4. 新モジュールを使う予定が無いので、Release Update Packs(RUPs)に含まれる新モジュールをスキップする。
    ->RUPsに含まれるモジュールをインストールするよう指示されたら追加してください。でないと将来のパッチ適用でエラーの原因になることがあります。
  5. 別のEBS環境から、ファイルを手動でコピーする。
    ->後でパッチ適用時にトラブルになるから、ファイルの変更はパッチか資料で指示された方法・内容で行ってください。