OracleとEBSとSiebelと駄文と。

Oracle製品ファンとして、見たこと聞いたこと調べたことを綴っています。

アプリとインフラの間

iAS(Apache)のerror_logを覗いてみたら大量に出力されててびっくり。設定ミスだったりバグだったり、いろんな要素で出力されるわけですが…しかしよくこれまで放置してきたよねぇ、と、後だしジャンケン的立場のくせに上から目線で言ってみました。心の中で(小心者)。きっと構築当初に気づかなかったか、気づいていても(極端な表現をすれば)責任なすりつけあいで解決してこなかったんだろうなと妄想しました。
FINやHRなど業務モジュール担当を「アプリ」、Tech担当を「インフラ」と呼ぶことにします。このerror_log問題でいえば

  • インフラ側言い分:その時間にアプリ側で何してたかがわからないと調べようがない
  • アプリ側言い分:Apacheのログなんて管轄外

だった可能性が想像つきます。これでは話は平行線のままなので、インフラもアプリもわかる人がいて問題を切り分けてくれるといいのですが、いたとしても公平に判断するのも難しいだろうなぁ。
知り合いから、ある企業ではアプリからインフラへパッチ適用の影響調査依頼がくるなんて話を聞きました。えぇえマジで!?ありえねーと叫びつつも、思い起こせば業務系モジュールの教育ではパッチなんて全く習った記憶はないのでした。その職場のアプリ担当は「パッチ適用はインフラ担当がやる仕事だから影響調査もついでにできるでしょ」くらいの感覚なのかなぁ。インフラでわかるのは置き換わるプログラム名で、そのプログラムを使用しているかはアプリじゃないとわからないのに。
アプリとインフラ双方が関係することは協力して解決できれば、よいですね。これ理想。