OracleとEBSとSiebelと駄文と。

Oracle製品ファンとして、見たこと聞いたこと調べたことを綴っています。

パスワードハックの被害に遭わないためにやること11点

パスワードなんてスパコン使って本気で解析すればいずれ破られるもの、というぼんやりとした認識があります。世の中にはパスワードハックのコードもあるとか。
セキュリティリスクTop10について調べていて見つけた資料に対策が載っていました。セキュリティリスクTop10がざっくりなのに比べて、こちらは非常に具体的。

  • APPLSYSPUBにFND_USERのSELECT権限を与えない
  • GUESTのパスワードはデフォルトから変更する
  • インストールで作成されるEBSユーザのパスワードは全て変える
  • インストールで作成されるDBユーザのパスワードは全て変える
  • 新規作成するEBSユーザのパスワードは破られにくいパスワードにする*1
  • SERVER SECURITYは「SECURE」に設定する*2
  • MANAGED SQL*NET ACCESSを設定する*3
  • FND_USERとFND_ORACLE_USERIDへのアクセスを制限する*4
  • クローン環境のEBSユーザのパスワードは全て変更する
  • クローン環境のGUESTのパスワードは変更する
  • クローン環境のDBユーザのパスワードは全て変更する

参考資料はこちら。11iがターゲット、かつ2007年の資料ですがR12でも通用する内容です。

*1:プロファイルオプションで制限つけろって話ですね

*2:APのコンテキストの値ですね。使っているツールによってはSECUREに設定できない環境もあるでしょう

*3:システム管理者ガイド - メンテナンスの「中間層ホストからのSQL*Netアクセスの管理」あたり参照

*4:これは難しいだろうと、資料でも書かれていますが・・・