OracleとEBSとSiebelと駄文と。

Oracle製品ファンとして、見たこと聞いたこと調べたことを綴っています。

秋の自由研究:EBS on Win7(2)

スタンドアロン環境でERPの存在意義を完全否定!おうちにあるwindowsでちょーてきとーなEBS環境を作ってみるテスト準備編。
主な参考資料はInstallation Guide: Using Rapid Installですが(できたとしても)Oracle保証対象外環境かつ残念な設定ですのでそこらへんはご了承のほど。

PCを用意

Installation Guideによると、CPUとメモリはサイズによるよね!(意訳)だそうなので無視。ハードディスクの容量はいっぱいあるといいよね。そんなわけで私が使ったのはmouseコンピュータのintel COREi5、メモリ4GB、ハードディスク750GBのノートPC。最近のPCは高性能です。OSはwin7 Professional 64bit版。

メンテナンス用ソフトをインストール

これが割と時間かかったりする。

圧縮解凍ソフト

私はLhaplus使い。

Microsoft C++

Visual Studio 2008 Express Edition with Service Pack 1 のダウンロードからVisual C++をダウンロード&インストール。インストールパスにスペースが入ってEBSインストールで不具合が出た記憶が蘇ったので、

C:\exe\MS2008EE

にインストールしました。ちなみに750GB全てCドライブです。

MKS Toolkit

Installation GuideによればCygwinでいいそう。CygwinをインストールするときはHide obsolate packageのチェックを外して全てインストールします。

C:\exe\cygwin

にインストール。
C:\exe\cygwin\bin\rmdir.exeの名称を変更。rmdir_cygwin.exeとか適当な名前にしておきます。

GNU make

cygwinインストールで入ってくるもので良さそう。
C:\exe\cygwin\bin\make.exe
をコピーしてリネームし
C:\exe\cygwin\bin\gnumake.exe
を作成。

他のPC設定

ユーザー

ダブルバイト文字使ってると化けるらしいです。

ループバック・アダプタ

DHCPなのでループバック・アダプタのインストールをします。設定したhostsはこんな感じ。

10.10.10.10 mouse.mydomain.com mouse

環境変数path

cygwinのコマンドとVC++のcl.exeにpathを通さないといけないようです。なので、環境変数pathに

C:\exe\cygwin\bin
C:\exe\MS2008EE\VC\bin

を追加。

ユーザーアカウント制御の設定解除

exe立ち上げるたびいちいち変更を許可しますかって、面倒エラー起こしそうだし。

スリープ時間設定

インストール中にPCにスリープされると泣くのでスリープしないように設定します。